お相手の中国人が現在中国にいらっしゃる場合には、中国での結婚手続きを先行させるお客様が多いです。
中国で結婚するためには、「婚姻登記処」という役所に結婚を登記(登録)する必要があります。
婚姻登記処で結婚の登録が完了し、「結婚証」という赤い手帳が交付された時点で、婚姻が成立します。
日本では、戸籍事務は市区町村役場が担当していますが、中国では、
婚姻登記処という役所が結婚手続き事務を担当しています。
中国人と日本人間の結婚を担当する婚姻登記機関は、人民政府民政
部門又は人民政府民政部門が定めた機関とされています
(中華人民共和国婚姻登記条例第2条第2項)。
行政書士 佐久間毅(さくま・たけし)
東京都出身。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学法学部卒。高校在学中に米国コロラド州のイートンでホームステイ。大学在学中は、他大学である上智大学の国際法の権威、故・山本草二教授の授業に通い詰める。大学卒業後は民間の金融機関で8年間を過ごし、現在は東京・六本木でビザ専門のアルファサポート・行政書士事務所を開業。専門は入管法、国籍法。執筆サイト:配偶者ビザ